インドネシアの日系企業就職・転職で押さえておくべき13【後編】

前編に続き、インドネシアの日系企業に就職・転職で押さえておくべき13項目の後編をお伝えする。前編では、インドネシアで働くには就労ビザの取得が必須であることや、現地採用されると日本で採用された場合に比べて、給与や待遇が大きく変わることなどをお伝えした。

基本的に企業の採用基準は、その人の専門スキルや指導力を重視しているものの、20~30代の若い女性の求人や採用が増えている傾向にある。そして、インドネシアの日系企業への就職や転職は、完全に「売り手」市場と言ってもいい状況にある。

インドネシアの日系企業就職・転職で押さえておくべき13の後編は、どうやってインドネシア日系企業の就職や転職先を探すのかについて、また、履歴書について注意すべきことや採用面接のポイントなどをご紹介する。

目次
1.就職・転職する会社の福利厚生を確認しろ!
2.就職・転職にはコーチをつけなさい!
3.就職・転職で有利になる履歴書の書き方
4.就職・転職で採用される面接方法
5.就職や転職を希望する会社に直接応募しろ!
6.就職・転職紹介サービスに登録しろ!

*前編は以下を見てほしい。
インドネシアの日系企業就職・転職で押さえておくべき13【前編】

1.就職・転職する会社の福利厚生を確認しろ!

インドネシア日系企業の就職・転職8

インドネシア現地採用の場合には、日本で採用された日本人と比べ給与額が低いだけでなく、福利厚生も少ない場合がある。具体的には住宅費や通勤費、健康保険、ビザ取得費用や更新費用、一時帰国費用などについての手当が少ない。

最近では、現地採用の日本人を優遇するために、住宅補助や通勤交通費を援助してくれるところが多くなってきてはいる。また、近年ジャカルタ郊外に安全で安いアパートメントが建ってきていて、一軒家を借りて数人でシェアするという形態も多くなりつつある。インドネシア現地の日系企業に応募する場合には、給与額だけで判断せず、福利厚生の条件についても確認すべきだ。

ジャカルタの郊外で生活をするにはそれほどお金はかからないのだが、出費の中でも一番多いのが「食費」だということを認識しておこう。また、日本採用の単身赴任の場合には、中流階級向けのアパートメントのほとんどが全額会社の負担になっていて、通勤も社用車を使い、日本において厚生年金などにも加入している。ただし、日本の本社の意向で数年後にはインドネシア以外の国に赴任することもある。現地採用であっても、日本採用であっても、福利厚生の内容は確認してから就職や転職すべきだ。

インドネシア進出日系企業の福利厚生については以下の記事が参考になる。
→ 【海外単身赴任】年末調整・確定申告・配偶者控除の手続きまとめ

2.就職・転職にはコーチをつけなさい!

インドネシア日系企業の就職・転職9

コーチというのは、あなたの目標を最短の時間で達成するために導いてくれる人だ。私もインドネシア赴任中には、コーチを自費で支払って雇っていた。私のコーチには本当に何でも話していた。女性関係から、仕事のこと、家族とのこと、病気のことなど、生活も仕事も含めたすべてだ。

目標というのは就職や転職することでない。就職や転職することによって得られる満足感や達成感や人間関係の素晴らしさ、あなたが心の奥に密かに持っている希望のことだ。多くの人は目標さえ持っていない。表面的なことではなく、自分が生きている意味や仕事をする意味を探し、奥底にある感情を探りながら、コーチと一緒に人生の目標を作り上げてくれるのだ。

コーチを雇う前には「ただ相談するだけでお金を払うのか」と疑問に思っていたが、私の思っている内容とは全く違っていた。家族でもなく、会社関係でもなく、友達でもないまったく利害関係のない相談者がいることで、本当に気持ちが落ち着き、本当に達成したい目標を見い出して仕事に集中できたのだ。

その目標は経済的な達成かもしれないし、家族との絆なのかもしれない。それは人それぞれ全く違うのだ。私の場合には、「すばらしい人間関係を築くこと」だということが目標だということが分かってきたのだ。

多くの人はネットの質問サイトで聞いているが、的確なアドバイスはほとんど得られない。コーチは自分のスキル、家族構成、考え方、性格、モチベーションタイプなどすべてを理解してくれた上でアドバイスしてくれるのだ。アドバイスをもらうというよりは、自分を理解してくれる人がいるというだけでも精神的な余裕を持てる。

インドネシアで働きたいと思っている方は、高い志(こころざし)を持っていると思う。しかし実際にインドネシアで働き始めると、あまりにインドネシア人の世界観が違っていて、高い希望や志はもろくも崩れ去ってしまうのだ。

そんな時にコーチにすべて話すことによって、本来自分の持っていた目標や希望を思い出させてくれて、モチベーションを高め、次の小さいステップを一緒に考えてくれるのだ。そして、その小さなステップを実行したのか、なぜできなかったのかを第三者の目から確認してくれるのだ。

一流のスポーツ選手には必ずコーチがついていることと同じだ。自分自身を俯瞰して見ることによって、自分自身の置かれているポジションを知り、目標とのギャップを埋めるにはどうしたら良いかを的確にアドバイスしてくれるのだ。

就職・転職をするときも、就職・転職した後においても、専門的知識を持ったコーチをつけてほしい。もし、さらに詳しいことを知りたい場合には、下記メールアドレスに連絡してほしい。
info@shouten-shimada.co.jp

3.就職・転職で有利になる履歴書の書き方

日系企業に応募する場合には、履歴書や業務経歴書は日本語で記入する。外資系やローカル企業の場合には、英語の履歴書が必要になる。

両方とも自筆がよいが、メールで送る場合もあるので、PDFファイルも持っておいたほうがよいだろう。採用する側からみると、一番気にするところは業務の内容だ。

例えば、プラスチック成型であれば、成型の作業をしたことがあるのか、どのメーカの、どのくらいのトン数の成型機で、成型条件の設定したことがあるのか、金型の交換やメンテナンスをしたことがあるのか、金型自体の設計をしたのか、成形品の検査をしたのか、成型作業の管理をしたのか、などできるだけ細かく書いた方がいい。

採用する会社としては、管理者として現地人を指導するスキルがあることを確認したいのだ。

また、技術士や大学の研究活動など高い技術力をもっていたとしても、現場での経験がなければ採用されない場合がある。いわゆる「頭でっかち」はインドネシアでは必要ない。現場での経験が一番必要なのだ。

逆にいうと、学歴がそれほど高くなくても、現場での経験が多ければ採用される確率は高くなるだろう。

4.就職・転職で採用される面接方法

書類審査を通過し、面接の段階になった場合、直接会って話をしたほうがいい。しかし、日本にいる場合にはスカイプなどのインターネット電話でも面接は可能になる。

インドネシアの通信状態はあまり良くないので、多くはリアルタイムの画像を使わないで音声だけで話すことになる。そこで、一番のポイントは「声のトーン」だ。

話す内容よりも、声のトーンでやる気が感じられるかどうかを判断しているのだ。すこし練習が必要かもしれないが、一度でもよいので想定される質問に対して自分の声を録音して聞いてみるとよいだろう。

例えば、「どうして我が社に応募したのですか?」、「前職を辞めた理由は何ですか?」、「経歴に◯◯と書いてありますが、実際どういった仕事をしたのですか」、「なぜインドネシアで働こうと思ったのですか?」など想定できる質問に対して、実際に自分の声を録音する。

自分の声をなかなか聞く機会がないので、最初は変な声に聞こえるが、まずは声のトーンにフォーカスして聞いてほしい。ハキハキとしているか、語尾までしっかり話しているか、返答を急ぎすぎていないか、うなずきはしっかり「ハイ」と答えているか、などだ。

私がスピーキングを学んだ時によく練習していたものがあるので以下に書いておく。大事なことは、しっかりと口の形を作ることだ。この発音練習を1日1回やるだけでも、はっきりと発音することができ、相手によい印象を残せる。

基本発音練習(口の形をしっかりつくり、お腹から声を出すイメージで行う)

アエイウエオアオ
カケキクケコカコ
サセシスセソサソ
タテチツテトタト
ナネニヌネノナノ
ハヘヒフヘホハホ
マメミムメモマモ
ヤエイユエヨヤヨ
ラレリルレロラロ
ワエイウエオワオ

5.就職や転職を希望する会社に直接応募しろ!

インドネシア日系企業の就職・転職10

インドネシアに進出している日系企業は日本人を本当に欲しがっている。業務内容がマッチしていて、インドネシア語が話せれば即採用される可能性が高い。

今まで行なってきた仕事内容が同じ業界であれば、直接希望する会社に応募することも可能だ。多くの人は人材紹介会社に登録するが、希望する会社があれば直接コンタクトを取っても構わない。特に中小企業は狙い目だ。

元々、中小企業は従業員が少なく、海外に赴任できる人材も限られているからだ。

まずは募集していなくても日本の本社の人事担当に連絡を取って、履歴書を送ることから始める。そしてインドネシアで働きたいと伝えるだけでいい。2回ほどの面接で採用される可能性は高い。

実はインドネシアで働く人材を探してるのだが、人材紹介会社に支払う紹介料が高額なので、中小企業としては緊急でないかぎり募集はしていないのだ。紹介料は業種によって違うが、年収の30%〜50%だと言われている。

その紹介料を無料にできるのだから、直接応募にも十分応えてくれるのだ。

6.就職・転職紹介サービスに登録しろ!

インドネシア日系企業の就職・転職11

希望する会社を探す手間を省くには、やはり人材紹介会社に登録しておくことがよい。ほとんどの場合には登録料は無料になっているし、入社しても費用はかからない。就職コンサルタントと呼ばれる斡旋する担当者は、できるだけ高い年収の会社に入社してほしいので、色々とアドバイスしてくれる。

インドネシアには以下の人材紹介会社がある。

Selnajaya (セルナジャヤ)
http://www.selnajayarecruitment.com/jp/
JACインドネシア
http://jacid.exblog.jp/
JAC Recruitment (JACリクルートメント)
http://www.jac-recruitment.co.id/index-jp.html
iconic (アイコニック)
https://iconic-id.com/
PASONA (パソナ)
http://www.pasona.co.id/ja/
RGF HR Agent Indonesia (リクルート)
https://www.rgf-hragent.asia/indonesia
Reeracoen (リーラコーエン)
https://www.reeracoen.co.id/jp/
フジスタッフグループ(CareerCrossAsia Indonesia)
https://id.careercross.com/ja
Intelligence (インテリジェンス)
http://www.inte.co.jp/
カモメアジア転職
http://kamome.asia/indonesia/
IJTerminal
http://www.ijterminal.com/

まとめ

海外(インドネシア)で就職や転職を考えている方に、日系企業で働くために押さえておくべき重要な13個のことを前編、後編と二回に分けてお伝えした。

前編では、インドネシアで働くには就労ビザを取得できることが必須で、大学を卒業しており、業務経験が5年以上あることが求められる。現地採用の場合には給与や待遇には、日本採用とは大きく差が出てしまうことを覚えておいてほしい。また、最近では若い女性はインドネシアの多くの日系企業で求められていることをご紹介した。
*前編は以下を見てほしい。
インドネシアの日系企業就職・転職で押さえておくべき13【前編】

後編では、福利厚生やコーチ、履歴書などの具体的なことや就職、転職を斡旋している人材紹介会社の紹介をした。

以上、「インドネシアの日系企業就職・転職で押さえておくべき13【後編】」と題して、重要項目をお伝えした。ぜひ、この記事を参考にインドネシアの就職や転職を成功させてほしい。

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